2025年9月13日(土)、泉大津市文化協会による和のイベント、文化協会オンステージ2025「じゃわめく芸能」に竹山流 津軽三味線の合奏で出演しました。その日の出来事をざっくり紹介していきます。
泉大津駅から、会場のテクスピア大阪までの道のり
朝早めに電車に乗り、南海本線「泉大津駅」に到着。初めてこの駅で降りましたが、大都会でもなく田舎でもなく、ちょうどいい感じの街だなと感じました。駅前ロータリーもゆったりしていて、近隣の商業施設やスーパーマーケットも充実しています。個人的には、朝の焼きたてパンが並ぶベーカリーショップやカフェが気になりました。

駅前を歩いていると、大阪府泉大津市のゆるキャラ「おづみん」のブロンズ像を発見!

カチューシャをつけた可愛らしい羊のキャラクターですね。よく見ると、毛糸を丸めたもの(毛糸玉)と編み物で使用する棒針を持っていました。
泉大津市は「日本一の毛布のまち」のようで、国内で生産される毛布の約90%がこの周辺エリアで作られているのだとか。そんな昔から繊維産業が盛んな街をPRするために、「おづみん」が誕生したそうです。泉大津市のWEBサイトにある公式プロフィール情報によると、毛布工場で生まれた羊精(ようせい)とのこと。
そんなこんなで、泉大津駅から徒歩3~4分で会場となるテクスピア大阪に着きました。

テクスピア大阪に入場して、舞台チェック&リハーサル
テクスピア大阪の入口にある電光掲示板に、本日のスケジュールが掲載されていました。

その後は楽屋に入り、楽器や衣装の準備をしてリハーサルを行います。
大ホールの舞台から見た景色がこちら。約500席ある立派なホールです。

1階席が可動式になっており、イベント内容によって自動で収納できるらしく、いろんなパターンの公演に対応可能という驚きの設計でした。
高橋栄香先生を中心とした竹山流 津軽三味線の演奏
文化協会オンステージ2025「じゃわめく芸能」のイベントでは、本読みの時間+本読み狂言があり、その後に竹山流 津軽三味線のコーナー、最後の〆が大蔵流 狂言。日本の伝統芸能をぎゅっと凝縮して堪能できる構成です。
今回の舞台での津軽三味線コンサートは、高橋栄香先生がメインで、私は合奏メンバーとして参加しました。

写真左から水山、栄香会の藤香さん、高橋栄香先生、兄弟子の水辰さんの4名です。事前に打ち合わせをしていたこともあり、とても良い合奏になったと思います。

私も一生懸命、全力で演奏しました。
適度な緊張と、ほどよい力感。今振り返ってみると、そのバランスが取れていたような気がします。

プロの音響や照明スタッフの方々のおかげで、ストレスなく、心地よい環境で演奏することができました。
このような演奏の機会をくださった泉大津市文化協会の皆様、泉大津市文化祭実行委員会の皆様、泉大津市教育委員会の皆様をはじめ、ご協力くださった皆様にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
おまけ:楽屋でのひとコマ
竹山流 津軽三味線の奏者たちで集合写真をパシャリ。

同門だからこそ、合奏したときに息がピタリと合う。もちろんそれは、それぞれが日頃から練習とお稽古を積み重ねてきたから。日々の行いと研鑽の大切さを、あらためて心に刻みました。