福林に付着した青サビを、磨いて綺麗に♪

津軽三味線の福林(ふくりん)に青サビが付いていたので、研磨剤で磨いて綺麗にしました。そのビフォーアフターの様子を写真とともに紹介します。

津軽三味線をよく見ると、福林に青サビが付着していた

普段、お稽古やライブで使用している津軽三味線をふと見てみたら、糸巻きのところにある金具パーツの部分「福林」が青緑色になっていました。

津軽三味線の福林に付着した青サビ(緑青)

糸巻きを外して、カメラを近づけて撮影した写真がこちら。金属が酸化して「緑青」(ろくしょう)と呼ばれる青サビが発生しています。

津軽三味線の福林に付着した青サビ(緑青)

「このまま放置していてはマズイ・・・」ということで師匠に相談したところ、「アクリサンデーで磨いてやればOK」と教えてくださいました。早速、アクリサンデーで磨いていくことにします。

研磨剤を布に付けて、福林の外側を丁寧にこすっていく

調べたところ、青サビ(緑青)を落とすには、「酢+塩」、「重曹」などを利用して化学反応で除去する方法と、「さびとりつや之助」、「アクリサンデー」、「ピカール」といった研磨剤で磨く方法があるようでした。どちらも一長一短があって判断が難しいところですが、今回は師匠のすすめもあり、手元にあるアクリサンデーを使うことにします。

アクリサンデーを布に1~2滴ほど付けて、軽くこすっただけでも、青緑色のサビが少し取れました。

青サビ(緑青)を取るために研磨剤を付けた布で津軽三味線の福林を磨く

金属系の研磨剤の場合は、擦りすぎるとメッキが剥がれることがあるらしく、あまり強く擦らないように気をつけながら慎重に作業を進めていきます。

研磨剤を付けた布で津軽三味線の福林を磨くと青サビ(緑青)が取れた

丁寧に少しずつ磨いたところ、このように福林が綺麗になりました。

青サビ(緑青)が取れて綺麗になった津軽三味線の福林

福林に付いた青サビを磨く前と、磨いた後を比較してみる

最後に、福林の手入れをする前と後を、写真で比較してみましょう。

Before

津軽三味線の福林に付着した青サビ(緑青)

After

青サビ(緑青)が取れて綺麗になった津軽三味線の福林

少しメッキが剥がれたような気もしますが、腐食していくよりマシなため、今回はこれで良しとします。

今後は定期的に三味線本体や各部品をチェックして、適宜メンテナンスを心がけようと思いました。三味線は自然の恵みと職人の技で生み出された大切な楽器ですから、一つひとつの部品を丁寧に扱って大事にしたいものですね。

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