2026年5月31日(日)、大阪市住吉区を中心に開催された「第38回 帝塚山音楽祭」に出演しました。
第38回 帝塚山音楽祭の会場は、音楽を愛する多くの人たちで賑わう
到着した帝塚山音楽祭の万代池公園 会場は、音楽ステージのほかに、手づくりバザー、アートブース、グルメ屋台など、さまざまな出店で賑わい、まさにお祭りそのもの。子どもから年配の方まで、多くの人たちが来場されていました。
天候はカンカン照りではなく、やや曇りで風もあって、過ごしやすい環境♪

万代池のまわりにある柵には、帝塚山音楽祭のポスターが貼られており、公園全体が音楽イベントのカラーに染まっていました。

せっかくなので、歩いて会場を一周してみることに。

万代池公園の西側からは、あべのハルカスが見えました。
歩いていると、各ステージで今まさに演奏されているライブの音が聞こえてくる。この雰囲気がいいですね。テンションも上がってきます。
そんなこんなで待機時間が近づいたので、ステージ脇で出演受付をしました。
サザンテラスステージにて、竹山流 津軽三味線の曲を演奏!
これまでの帝塚山音楽祭ではライブを観る側でしたが、今回初めて出演者としてステージに立ちました。

私が出演したのは、万代池の南側にあるサザンテラスステージ。こじんまりとしたスペースで、音楽をゆっくり楽しめる場所です。
演奏前のリハーサルでは、出音のテスト(レベルチェック等)をして、マイクも2本ほど試されて合う方をチョイスされるなど、音響スタッフのサウンドチェックが丁寧だったのが印象的でした。

そのおかげもあり、とても心地いい音空間♪
竹山流 津軽三味線の音色がSHURE SM57のマイクに乗り、綺麗なサウンドで皆様に演奏をお届けできたことが本当に良かったです。

サザンテラスステージは、ときおり万代池の方向から涼しい風が吹き、めちゃめちゃ気持ちよかった。ただし、逆側から風が吹いたときは、出店から美味しそうな食べ物(鉄板焼き?)の匂いが漂い、演奏中の誘惑になることも。
いろんなカマリ(※注1)が飛び交い、それらが演奏中の刺激となり、津軽三味線の音色に反映されて、今日だけの音になったと思います。
※注1:カマリとは、青森県津軽地方の方言(津軽弁)で「匂い」を意味する言葉。津軽三味線の世界では、実際の匂いだけでなく、音の響きを匂いに例えて、その土地の風土や土着の空気感を表現する際にも使われる。

演奏した曲
- 新じょんから節
- 三味線よされ
- 三味線じょんから
- りんご節
- 十三の砂山
- 津軽あいや節
- 八甲田
今回の野外ステージでは、雲がかかった晴れ模様の中、約30分ほど竹山流 津軽三味線の曲をソロで弾きました。
帝塚山音楽祭での演奏を終えて
約30分という演奏時間は長いようで短く、終わってしまえば、一瞬の出来事のようです。そんな中、奏でた音楽を通じて、誰かに何かが伝われば、これほど嬉しいことはありません。
自分で予想していた以上の人が集まってくださり、耳を傾けて、真剣にお聴きになられている姿と、多くの視線が感じられて、それに応えられるように頑張って演奏しました。
とはいえ、まだまだ至らない点も多々あり、初代 高橋竹山のような完璧な演奏にはほど遠く・・・。終演後に課題も見つかりましたので、これからも精進してまいります。
帝塚山音楽祭のパンフレットをじっくり拝見すると、後援や助成、協賛など多くのスポンサー様やご寄付された方々のお力添えでイベントが成り立っていることを、あらためて実感しました。
ステージ進行や司会の皆様、音響スタッフの皆様、帝塚山音楽祭 実行委員会をはじめとする多くのスタッフの皆様、ありがとうございました。数ヶ月前から前日のご準備、ならびにお暑い中、本番の2日間を支えてくださり、このような演奏の機会をいただけたことに心より感謝申し上げます。

帰り道に紫陽花が咲いていて、気持ちがふっと和らぎ、少し早めの6月を感じました。